仕事で心が疲れ、体調不良が続いている人にお伝えしたいことがあります。
それは、今以上に頑張ろうとしないで欲しいということです。
なぜこんなことをいうかと言いますと、僕自身休職を2回経験していて無理して頑張ることが逆効果になると実感したからです。
本記事では、僕の実体験を元に体や心に異常が発生している方へ頑張ることを止める理由をお伝えしたいと思います。
休職を2回した話
まずは、僕の実体験を書いていきます。
1回目の休職は、新卒で入社した会社の2年目の時でした。
月80時間の残業を1年目から継続して行なっていたのが原因で、過労からくる体調不良で休職しました。
この時は、ご飯を全然食べることができずにどんどん痩せていっていたのを今でも覚えています。
そこから、3ヶ月休みをもらって体調を治してから職場に復帰しました。
2回目の休職は、2回目の転職で入社した時でした。
1回目の時とは状況が違い、残業はほとんどなく過労になる要因は一つもありませんでした。
でも、休職と診断を受けるまで体調が悪くなってしまいました。
何が原因だったのか?
僕の感覚では、職場内の人間関係の影響が大きいと感じました。
業務中は基本的に一言も話さず、話す時は会議の時だけ。
形式上チームとして仕事をしているが、実作業は個人で対応する。
気軽に会話ができる、相談できる人が周りにいない。
などなど、職場の人間関係が気薄すぎることが僕にとっては苦痛になっていました。
他の方から見たら、余計な人間関係がない職場の方が良いかもしれません。
ですが、僕にとっては気軽に話せる人がいない、会話がしにくい環境は働きづらいと感じました。
そんな訳で、2回目の休職をしました。
以上が僕の休職経験談です。
次の章では、なぜ心が病んでいる時に体調不良が続いたり体に異常が発生するのかを書いていきます。
体に異常が発生している時は限界を越えようとしている時
なぜ心が病んでいる時に体調不良が続いてしまうのか。
それは、あなたが限界を越えようとしていることを体が教えてくれているからです。
僕の体験談からのお話になりますが、うつ病や適応障害の発端は心が病むことだと思います。
先に心が病んでから、体に異常が発生する流れですね。
心が病む、疲れるだけだったらまだ限界を超えてはいないと思うのですが、体に異常が出始めたら気をつけないといけません。
ここを無視すると、体調不良が長期化して治療の期間が大きく伸びてしまいます。
体に異常が出ている時点で、あなたは既に頑張っているのでこれ以上頑張る必要はありません。
むしろ、お休みする期間なのだと割り切って休息を取る方が今後のことを考えるとメリットが大きいです。
ただ、そうは言ってもすぐに休息を取ることはできないと思うかもしれません。
なので、次の章で限界を超える前にできる対策を書いていきます。
限界を超える前にできること
心が病み、体調不良が続いている時にできることか以下の3つです。
- 思い切って休息を取る
- 今体調を治すか、もっと体調が悪くなってから治すか。どちらが良いか考える
- 今までの行動や環境を変えてみる
思い切って休息を取ることは、中々できることではないと思いますが、症状改善の効果としてはかなり大きいので、可能な方はぜひ休息を取って欲しいと思います。
次に、今体調を治すか、もっと体調が悪くなってから治すか。どちらが良いか考えるですが、これは考える余地があると思います。
早めに治すか、我慢するか。どちらが今後の自分のために良いかを天秤にかけてかけて考えてみてください。
ここはぜひ自分だけで考えて欲しいです。他の人の意見を聞いて選択した結果で苦労するのは意見を言った人ではなく自分なので。
最後は、今までの行動や環境を変えてみるです。
社会人の方は、ある程度行動がルーティーン化している可能性があるので、外部からいつもと違う刺激を受けるだけでも新たな発見をすることができると思います。
具体的には、映画をみたり、読書をしたり、友人と話たりなど。
いつもやらないことをやってみると今後の行動を変えるきっかけになる可能性があります。
今回は3つ紹介しましたが、どれから始めても良いのでぜひ心が病んでしまい、悩みを抱えている人に試して欲しいと思います。
まとめ
今回は、心や体に異常が発生している(体調不良が続いている)人に対して、これ以上頑張らなくて良いとお伝えしてきました。
心の病は気分によって左右されることが多いので、治ったと思ってもまたぶり返してくる可能性が大いにあります。
早く正常な状態に戻ろうとして頑張ってしまうからですね。
何回も言うようですが、あなたは既に頑張っています。
これ以上自分に負荷をかける必要はありません。
休息をたくさん取り、元気な毎日を送っていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます!